ライン川クルーズ

数あるドイツ観光の中でも特に多くの人に愛されているのが、日帰りで楽しむことのできるライン川クルーズです。

ドイツ・スイス・フランス・オランダという合計4つの国を流れる全長1200キロメートル以上にも及ぶライン川ですが、ドイツ国内を流れるのは698キロメートルと川の全長の半分以上を占め、そのうちのBingen (ビンゲン) 〜 Koblenz (コブレンツ) 間が、世界遺産に登録されています。
日本最長といわれる信濃川が367キロメートルということからも、その壮大さを窺い知ることができます。

クルーズできるのは、Mainz (マインツ) 〜 Rudesheim (リューデスハイム) 〜 Koblenz (コブレンツ) 間と、Koblenz (コブレンツ) 〜 Bonn (ボン) 〜 Koln (ケルン) の区間で、川の上流にあたるのがMainzになります。
世界遺産に登録されている「ライン渓谷中流上部」にあたるBingen 〜 Koblenz区間は、Mainz 〜 Koblenz間にあります。
また、KolnからKoblenzやMainzに向かう船でクルーズする場合は、下流から上流へと川の流れに逆らって進む為か、上流から下流へと進む場合と比べて同じ距離でも所要時間は2倍程長くなります。
川上のMainzからライン川クルーズを楽しむ場合は、フランクフルトから電車で船着場の最寄駅へ向かいますが、船着場はMainz 〜 Koblenz 間だけでも15以上あるので、見所を自分好みに絞り、オリジナルのプランを立ててクルージングすることも可能です。
シーズンはドイツが春を迎える4月下旬から10月上旬で、オフシーズンに比べて船の本数が多くなるほか、サマータイムの間は夜20:00頃まで日中の様に明るく、遅めの時間帯発着の船に乗っても十分に美しい景色を堪能することができます。

歴史と共に流れて続けてきたライン川の沿岸には、ドイツの素朴な街並と共に歴史を感じさせる数々の古城や砦が聳えており、見所である11世紀初頭に建てられたライン川沿岸で最も古いといわれているBrug Reichenstein (ライヒェンシュタイン城)をはじめ、城内に宿泊することのできるドイツ語で「美しい城」という意味を持つSchongurg (シェーンブルク城)などが流れる様に次々と姿を現し、沢山の椅子とテーブルが用意されている船上のデッキでは、乗客それぞれが思い思いの場所でワインを飲んだり食事したり、優雅な一時を過ごします。